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初心者向け:Pythonで始めるFastAPI入門ガイド

2025年08月06日
初心者向け:Pythonで始めるFastAPI入門ガイド

【入門】Python FastAPIの使い方

FastAPIとは?

FastAPIは、Pythonの型ヒント(type hints)を活用して効率的にAPIを構築できる、モダンで高速なWebフレームワークです。シンプルな記述で高性能なAPIを開発できるため、近年注目されています。

※この記事ではPythonの環境構築や基本的なセットアップは省略します。あらかじめPythonがインストールされた環境を想定しています。


事前準備

1. プロジェクトフォルダの作成

まず、任意の場所にプロジェクト用のフォルダを作成しましょう。

2. 仮想環境の作成と有効化

仮想環境はvenvを使って作成し、有効化します。

python -m venv venv # 仮想環境の作成 venv\Scripts\activate # Windowsの場合の仮想環境有効化 # macOS/Linuxの場合は source venv/bin/activate

3. FastAPIとUvicornのインストール

次に、FastAPI本体とASGIサーバーのUvicornをインストールします。

pip install fastapi pip install uvicorn

FastAPIアプリの作成

プロジェクトフォルダ内にmain.pyというファイルを作成し、以下のコードを記述します。

from fastapi import FastAPI
app = FastAPI()
@app.get("/")
def index():
    return {"message": "テスト"}

このコードは、/(ルート)にアクセスした際にJSON形式で{"message": "テスト"}を返すシンプルなAPIです。


サーバーの起動

以下のコマンドで開発用サーバーを起動します。

uvicorn main:app --reload

--reloadオプションをつけると、コードを変更するたびに自動でサーバーが再起動されるので便利です。


動作確認

ブラウザで以下のURLにアクセスしてください。

http://localhost:8000

または

http://127.0.0.1:8000

JSON形式のレスポンスとして

{"message": "テスト"}

が表示されれば成功です。


まとめ

FastAPIは型ヒントを活かしたわかりやすく高速なAPI開発ができるフレームワークです。これからAPI開発を始めたい方や、Pythonで効率よくWebサービスを作りたい方に特におすすめです。

この記事を参考に、ぜひFastAPIを使った開発を試してみてください!

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